1783年、浅間山が噴火する。
【暗記用俳句】 ♪朝もやに 洗濯干そうか 人悩み(1783)
浅間山の噴火の歴史
浅間山は日本の代表的な活火山(かっかざん)で、古来、数多くの噴火(ふんか)を繰り返してきた。
その中でも、最も大規模な噴火(ふんか)のひとつが天明3年(1783年)の噴火だ。この噴火は、旧暦4月9日(新暦5月9日)に始まり、6月下旬から噴火の頻度(ひんど)が増した。
7月5日(8月2日)からは、激しい噴火と火砕流(かさいりゅう、=高温の火砕物と火山ガス、および取り込まれた空気が一団となって高速で斜面を流下(りゅうか)する現象)が繰り返し発生するようになり、7月7日(8月4日)夜から翌朝にかけ、噴火の最盛期(さいせいき)を迎えた。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
この噴火で、成層圏(せいそうけん)まで上昇した噴煙(ふんえん)は、偏西風(へんせいふう)によって流され、風下(かざしも)では軽石(かるいし)や火山灰(かざんぱい)が激しく降下(こうか)。
山腹(さんぷく)では、火砕流(かさいりゅう)や溶岩(ようがん)が流下(りゅうか)し、現在観光地として知られる「鬼押出し(おにおしだし)」は、この時に形成(けいせい)された。